遺言(いごん)とは・・・                                         遺言は、一般的に「ゆいごん」と言われ、亡くなった後に残る自分の財産を、誰に対して・どの財産を・どのぐらい分配するか等を書き記したものです。 遺言の記載方法は、民法によって様々な規定がなされており、その形式に従って正しく作成しなければ、その遺言は無効になることがあります。

なぜ遺言書を作成する必要があるのか?                                  一言でいうと、相続財産をめぐって相続人同士の間でのトラブルを防ぐためです。         残されたご家族の間で相続財産を巡って争う事を「争族」と言ったりすることがありますが、「争族」を避けるための一番の方法が、遺言書を作成することです。遺言書の中で、誰にどの財産を相続させるのかをあらかじめ決めておくことで、残されたご家族は争いを回避することができ、結果として円満な関係を保つ事ができるということになります。                    

遺言書を作成した方が良いケース                                 ①遺産をあげたい人がいる                                         ②遺産をあげたくない相続人がいる                                ③相続人がいない                                       ④子供がいない                                       ⑤子供の数が多い                                      ⑥離婚・再婚をしたが、先妻との間に子供がいる                         ➆配偶者に連れ子がいるが、養子縁組をしていない                           ⑧相続人の仲が悪い